理学院数学系(学士課程)

目的・特色

数学は数・図形・函数などを対象として数千年にわたり築かれてきた学問です.数学はそれ自身の発達を遂げると同時に,自然および社会に関する諸科学の基礎を形成してきました.数学科では,このような数学の素養をしっかりと身につけ,社会の各分野で活躍できる人材を育てることを目的とし,現代数学の基本的な知識,および数学的なものの考え方を確実に身につけてもらうことを目標としたカリキュラムを組んでいます.

学習内容の概略

まず2年生から3年生の前期にかけて,数学科の学生ならば必ず修得しなければならない数学の基礎を学習します.数学の基本的な知識や考え方を確実に身につけるためには,ただ講義を聴くだけでは不十分です.じっくりと時間をかけ,心の底から理解したと言えるまで,徹底的に自分の頭で考え抜くことが何よりも大切です.そのため,3年前期までの科目のほとんどが,講義と演習で一組になっています.講義で学び演習や自宅での学習に取り組むことで理解を深めていきます.

3年の後期は,講義の内容がより専門的になり,講義数も少なくなります.演習もなくなりますので,自主的な学習がより重要になります.専門分野を学ぶための準備期間と言えるでしょう.

4年では,それまでに学習した基礎をふまえて,数学の高度な専門分野にふれる卒業研究を行います.多くの場合,数人で一冊の専門書を読み,毎週行われるセミナーで発表者が本の内容を自分の言葉で解説します.

卒業後の進路

数学科の卒業生の持つ論理的思考力,抽象化して考える力,本質を見抜く力は広く求められています.実際に様々な問題に直面した時,従来通りの思考法では解決が難しいかも知れません.このような時,問題を分析し,新しい解決法を自ら考えだす姿勢を体得した数学科卒業生の力量が価値を発揮するのです.どのような問題にも対応して解決していく適応力の広さは多くの会社に好評です.

具体的な進路先は年度により異なりますが,卒業生の約2/3が大学院に進学し(他学科や他大学も有ります),さらに数学の勉強を続けています. 就職する卒業生は保険,金融関連分野,情報,通信分野,製造業の研究部門に就職者が多く,また高校の教員になる卒業生もいます.

さらに詳しく知りたい方

連絡先:
平成29年度系主任 加藤 (本館2階233号室 内線2202)
1類アカデミックアドバイザー 志賀(本館2階222号室 内線2219)・鈴木(本館2階205号室 内線3382)
平成29年度数学科紹介パンフレット