理学院数学系 数学コース(大学院課程)

理学院数学系には代数・幾何・解析の各分野の教員がいます. 大学院担当の指導教員とその専門分野は下の表を参考にして下さい. 理学院数学系数学コースでは,入学後皆さんはそれぞれの分野で, よりいっそう高いレベルの数学を学び,研究することになります. 具体的には,指導教員のもとで専門書,論文等をテキストにしてセミナーを行ない, 高い専門性を修得するとともに, 集中講義や大学院の授業に出席して現代数学に対する知見を広めることになります.

博士前期課程では,通常2年の課程で修士論文を作成して修了しますが, 修士論文では博士前期課程で学び研究した事柄を自分の視点で表現し, 発表することが必要で,この過程でも数学に対する様々な能力をさらに開発・伸長させることができます. 博士後期課程ではさらに高度のレベルの研究を行い, 研究論文の執筆や学会発表など,研究者レベルの活動が求められます. なお,大学院生には,在学中に奨学金 など様々な支援が用意されています.

受入可能予定人数

 博士前期課程(修士)24名 博士後期課程8名

受験案内

2024年9月入学および2025年4月入学 大学院修士課程入学試験について

重要な日程

募集要項、入試実施の詳細や最新情報については、入試課によるページ https://www.titech.ac.jp/graduate_school/news/https://www.titech.ac.jp/graduate_school/admissions/guide.htmlを参照してください。

なお、大学院修士課程の過去の入試問題のPDF ファイルは以下からダウンロードできます。

指導教員及びその研究分野一覧

○印は数理・計算科学系を専任とする併任教員である。

†印の教員は2025年度はサバティカル中であるので指導を希望する場合には事前に相談をすることが望ましい。

‡印は2025年4月着任予定の教員である。

教授 落合 理 整数論, 数論幾何学
教授 遠藤 久顕 位相幾何学
教授 隠居 良行 偏微分方程式
教授 五味清紀 代数的位相幾何学, 数理物理
教授 下元 数馬 可換環論, 特異点論, 数論
教授 田口 雄一郎 数論
教授 利根川 吉廣 偏微分方程式, 幾何学的測度論
教授 内藤 聡 表現論
教授 二宮 祥一 数理ファイナンス, 確率論
教授 本多 宣博 複素幾何、微分幾何
教授 三浦 英之 偏微分方程式論
教授 山田 光太郎 微分幾何学
准教授 大矢 浩徳 表現論
准教授 小野寺 有紹 偏微分方程式, 自由境界問題
准教授 Kalman Tamas 位相幾何学
准教授 鈴木 正俊 解析的整数論
准教授 野坂 武史 位相幾何学
准教授 服部 俊昭 微分幾何学, Lie群
准教授 藤川 英華 複素解析
准教授 星野 壮登 確率論, 確率偏微分方程式
准教授 馬 昭平 代数幾何学, モジュライ理論
准教授 谷田川 友里 数論幾何学
教授 梅原 雅顕 微分幾何学
教授 西畑 伸也 偏微分方程式論,非線形双曲型保存則,流体の方程式
准教授 鈴木 咲衣 結び目理論,量子トポロジー
准教授 土岡俊介 量子代数, 表現論


さらに詳しく知りたい方

入試説明会は特に行なっていないので, 募集要項の理学院数学系のページに掲載されている【記載内容及び入試に関する問合わせ先】を参照してください。