講義名 代数学特論E(Advanced topics in Algebra E)  科目コード:MTH.A501
開講学期 1Q 単位数 1--0--0
担当 落合 理  教授:本館2階202号室(内線2453)



【授業の目的(ねらい)、概要】
古典的な岩澤理論は決めた素数pに対して円分体のイデアル類群やゼータ関数のp進的な性質を研究する理論である。 この講義では岩澤理論の動機と基礎的な部分を説明する。

【到達目標】
(1) 岩澤代数と岩澤加群の扱いに関して一通りの基礎を身につける
(2) イデアル類群やSelmer群やゼータ関数の特殊値についての知見を深める

【キーワード】
イデアル類群、Selmer群、ゼータ関数、岩澤代数、円分体 p進L関数, 岩澤主予想

【学生が身につける力】
専門力

【授業の進め方】
通常の講義形式による。


【授業計画・課題】

第1回 代数的整数論の復讐
第2回 ゼータ関数の復習
第3回 岩澤理論の導入
第4回 代数体のZ_p拡大について
第5回 岩澤代数と岩澤加群
第6回 岩澤の代数的類数公式 I
第7回 岩澤の代数的類数公式 II


課題は講義中に指示する

【準備学修(事前学修・復習)等についての指示】
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

【教科書】
使用しない。

【参考書、講義資料等】
L. Washington, Introduction to Cyclotomic Fields, Springer
T. Ochiai, Iwasawa Theory and Its Perspective, Volume 1,2,3, American Mathematical Society

他の参考書等は講義中に随時紹介する

【成績評価の方法及び基準】
レポートの解答状況による。詳細は講義中に指示する。

【関連する科目】
MTH.A502 : 代数学特論F
MTH.A301 : 代数学第一
MTH.A302 : 代数学第二

【履修の条件・注意事項】
代数的整数論や類体論の基礎を知っていることが望ましい。