講義名 解析学特論F(Advanced topics in Analysis F  科目コード:MTH.C502
開講学期 4Q 単位数 1--0--0
担当 三浦 英之 教授:本館2階223号室(内線2214)


【講義の概要とねらい】

偏微分方程式への応用を目的として実解析,Fourier解析を講義する.Sobolev空間等の関数空間,Fourier変換,Schwartz超関数論の基礎を理解することを目標とする.本講義は直前のクォータ―に行われる「解析学特論E」と合わせて完結するものである.

【到達目標】
偏微分方程式の諸問題を実解析,Fourier解析に現れる概念を用いて厳密に扱うことの重要性を学ぶ.

【キーワード】
関数空間,関数不等式,Fourier変換,Schwartz超関数,偏微分方程式

【学生が身につける力】
専門力

【授業の進め方】
通常の講義形式で行う.適宜レポート課題を出す.

【授業計画・課題】

第1回 以下の内容を解説する予定である.

・Lebesgue空間と関数不等式
・Fourier変換
・Schwartz超関数
・Sobolev空間
・偏微分方程式への応用


課題は講義中に指示する

【授業時間外学修(予習・復習等)】
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

【教科書】
特になし

【参考書、講義資料等】
講義中に指示する.

【成績評価の基準及び方法】
出席状況およびレポート課題による.

【関連する科目】
MTH.C305 : 実解析第一
MTH.C306 : 実解析第二
MTH.C351 : 函数解析

【履修の条件(知識・技能・履修科目等)】
ルベーグ積分論,関数解析の基礎事項を習得しておくこと.
受講者は直前のクォータ―に行われる「解析学特論E」を履修しておくこと.