講義名 幾何学特論C(Advanced topics in Geometry C  科目コード:MTH.B403
開講学期 3Q 単位数 1--0--0
担当 中村 聡 助教:本館3階312号室(内線3398)

【講義の概要とねらい】
曲面上の同相写像のホモトピー類からなる群、写像類群を幾何学的に理解する。
3Qの間は、主に自由群、グロモフ双曲空間などを紹介し、4Qから本格的に写像類群に取り組む。
本講義は、引き続き行われる「幾何学特論D」に続くものである。

【到達目標】
複素多様体,特にケーラー多様体の基礎事項を習得すること.

【キーワード】
Mapping class groups, hyperbolic geometry, geometric group theory.

【学生が身につける力】
専門力

【授業の進め方】
通常の講義形式

【授業計画・課題】

第1回 複素関数と複素微分形式
第2回 複素多様体
第3回 ベクトル束
第4回 層とコホモロジー1
第5回 層とコホモロジー2
第6回 層とコホモロジー3
第7回 ベクトル束の接続


課題は講義中に指示する

【授業時間外学修(予習・復習等)】
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

【教科書】
使用しない

【参考書、講義資料等】
1.小林昭七,複素幾何,岩波書店
2.Raymond O. Wells, Differential Analysis on Complex Manifolds, Springer

【成績評価の基準及び方法】
レポートをもとに評価する.詳細は講義中に指示する.

【関連する科目】
MTH.B301 : 幾何学第一
MTH.B302 : 幾何学第二
MTH.C301 : 複素解析第一
MTH.C302 : 複素解析第二
MTH.B408 : 幾何学特論D1

【履修の条件(知識・技能・履修科目等)】
「幾何学第一」、「幾何学第二」を履修済みであることが望ましい.

【その他】

講義に関するお知らせはT2SCHOLAにて行います.