講義名 幾何学特論D(Advanced topics in Geometry D  科目コード:MTH.B404
開講学期 4Q 単位数 1--0--0
担当 服部 俊昭 准教授:本館2階209号室(内線2864)


【講義の概要とねらい】
リーマン幾何学における基本的な概念と定理について解説する。
本講義は「幾何学特論C」に続くものである。

【到達目標】
測地線と完備性に関する定理を理解すること。アインシュタイン方程式が
リーマン計量に関する2階の非線形偏微分方程式であることを理解する。

【キーワード】
平行移動、測地線、指数写像、正規座標近傍、アインシュタイン方程式、ホップ・リノウの定理

【学生が身につける力】
専門力

【授業の進め方】
通常の講義形式

【授業計画・課題】

第1回 平行移動
第2回 測地線とその方程式
第3回 指数写像
第4回 正規座標近傍、ガウスの補題
第5回 測地線が局所的に最短通路であること
第6回 アインシュタインの方程式、ホップ・リノウの定理
第7回 ホップ・リノウの定理の証明
第8回 ヤコビ場


課題は講義中に指示する

【教科書】
使わない

【参考書、講義資料等】
酒井 隆、リーマン幾何学、裳華房

【成績評価の基準及び方法】
レポートや試験等をもとに評価する.詳細は講義中に指示する.

【関連する科目】
MTH.B301 : 幾何学第一
MTH.B302 : 幾何学第二
MTH.B331 : 幾何学続論
MTH.B403 : 幾何学特論C

【履修の条件(知識・技能・履修科目等)】
「幾何学特論C」を履修していることが望ましい.