講義名 解析学特論B(Advanced topics in Analysis B) 科目コード:MTH.C402
開講学期 2Q 単位数 1--0--0
担当 利根川 吉廣 教授:本館2階203号室(内線2209)
柴田 将敬 助教:本館3階314B号室(内線2203)
【講義の概要とねらい】
変分法による, 楕円型偏微分方程式の解の構成法について論じ, 峠の補題や凝集コンパクト性原理などの重要な方法を紹介する.
本講義は,直前に行われる「解析学特論A」に続くものである.
【到達目標】
楕円型偏微分方程式の解を構成するための変分的な方法を知る.
【キーワード】
変分法, 楕円型偏微分方程式, 峠の補題, 凝集コンパクト性原理
【学生が身につける力】
専門力
【授業の進め方】
通常の講義形式による講義。
【授業計画・課題】
第1回 | オイラー・ラグランジュ方程式 |
第2回 | 最小化法 |
第3回 | 束縛条件 |
第4回 | 峠の補題 (1) |
第5回 | 峠の補題 (2) |
第6回 | 凝集コンパクト性原理 (1) |
第7回 | 凝集コンパクト性原理 (2) |
第8回 | Monotonicity methods |
課題は講義中に指示する
【教科書】
特になし
【参考書、講義資料等】
L. C. Evans, Partial Differential Equations, American Mathematical Society
M. Struwe, Variational methods, Springer-Verlag
【成績評価の基準及び方法】
レポートにより評価する.詳細は講義中に指示する.
【関連する科目】
MTH.C401 : 解析学特論A
【履修の条件(知識・技能・履修科目等)】
解析学特論A (MTH.C401) も同時に履修すること。