講義名 幾何学特論D1(Advanced topics in Geometry D1  科目コード:MTH.B408
開講学期 4Q 単位数 1--0--0
担当 服部 俊昭 准教授:本館2階209号室(内線2864)


【講義の概要とねらい】
 リーマン幾何学における基本的な概念と定理について解説する。本講義は「幾何学特論C1」に続くものである。

【到達目標】
測地線と完備性に関する定理を理解すること。アインシュタイン方程式がリーマン計量に関する2階の非線形偏微分方程式であることを理解する。

【キーワード】
平行移動、測地線、指数写像、正規座標近傍、アインシュタイン方程式、ホップ・リノウの定理

【学生が身につける力】
専門力

【授業の進め方】
通常の講義形式

【授業計画・課題】

第1回 平行移動
第2回 測地線とその方程式
第3回 指数写像
第4回 正規座標近傍、ガウスの補題
第5回 測地線が局所的に最短通路であること
第6回 アインシュタインの方程式、ホップ・リノウの定理
第7回 ホップ・リノウの定理の証明
第8回 ヤコビ場


課題は講義中に指示する

【教科書】
使用しない

【参考書、講義資料等】
酒井 隆 「リーマン幾何学」 裳華房

【成績評価の基準及び方法】
レポートや試験等をもとに評価する.詳細は講義中に指示する.

【関連する科目】
MTH.B301 : 幾何学第一
MTH.B302 : 幾何学第二
ZUA.B301 : 幾何学第一
MTH.B331 : 幾何学続論
MTH.B407 : 幾何学特論C1


【履修の条件(知識・技能・履修科目等)】
「幾何学特論C1」を履修していることが望ましい.