講義名 解析学特論D(Advanced topics in Analysis D) 科目コード:MTH.C404
開講学期 4Q 単位数 1--0--0
担当 志賀 啓成 教授:本館2階222号室(内線2219)
【講義の概要とねらい】
この講義ではヤコビ及びワイエルシュトラスの楕円関数とそれらとRiemann面の関わり,その応用を解説する.本講義は解析学特論Cの続きで行われるものである.
講義の主たるねらいはRiemann面理論と楕円関数を組み合わせて理解することにある.楕円関数を楕円積分を通して理解することは,応用上及び理論上有益であり,数学の諸分野の理論を理解する上で重要である.
【到達目標】
本講義を履修することによって以下のことが取得される.
1)楕円関数とRiemann面の関係の理解.
2)楕円関数の加法定理.
3)楕円関数の応用.
【キーワード】
Weierstrass の楕円関数.Riemann面,楕円関数の加法定理,モジュラー関数.
【学生が身につける力】
専門力
【授業の進め方】
通常の講義形式による講義.
【授業計画・課題】
第1回 | Weierstrassの楕円関数の構成 |
第2回 | Weierstrassの楕円関数と楕円積分 |
第3回 | 楕円関数とRiemann面 |
第4回 | 被覆写像としての楕円関数 |
第5回 | 楕円関数と楕円積分 |
第6回 | 楕円関数の加法定理 |
第7回 | 楕円関数の応用ーモジュラー関数 |
第8回 | 楕円関数の応用ーLatteの有理関数 |
課題は講義中に指示する
【教科書】
特になし
【参考書、講義資料等】
未定
【成績評価の基準及び方法】
レポート課題(100%)
【関連する科目】
MTH.C403 : 解析学特論C
【履修の条件(知識・技能・履修科目等)】
MTH.C403 : 解析学特論Cの履修.