講義名 代数学特論第三Advanced Algebra V
開講学期 7学期 単位数 1--0--0
担当 山川 大亮 助教:本館3階313号室(内線3394)


【講義の目的】
有理関数を係数とする線形常微分方程式の分類理論について解説する.

【講義計画】
1.線形常微分方程式の形式的局所分類理論
2.線形常微分方程式のモジュライ空間
3.Fourier-Laplace変換
4.Katz-Deligne-Arinkinの定理

【教科書・参考書等】
教科書は用いないが,参考文献は必要に応じ紹介する.

【関連科目・履修の条件等】
複素解析,可換環上の加群についての基礎事項を仮定する.

【成績評価】
レポート等.

【担当教から一言】
有理関数を係数とする線形常微分方程式の理論には解析的な側面もあるが,
本講義では代数的,幾何的側面に焦点を当てる.

【注意事項】
講義期間は前期の前半です.4月12日に講義を開始します.