講義名　代数学特論第五（Advanced Algebra V）
開講学期　前学期　単位数　2--0--0
担当　鈴木　正俊　准教授：本館２階２０５号室（内線３３８２）

【講義の目的】
保型Ｌ関数の理論について入門的な解説をする．


【講義計画】
１．数論的関数、初等整数論
２．和公式
３．古典的Ｌ関数の理論
４．指数和・指標和
５．上半平面上の保型形式のＬ関数
６．アデール群上の保型形式


※上記の内容は状況に応じて変更する可能性がある。


【教科書・参考書等】
教科書は用いないが，参考書は必要に応じ紹介する．
参考書の選択に当たっての相談にも応じる．


【関連科目・履修の条件等】
群・環・体，および複素解析の基礎事項を仮定する.
フーリエ解析の基礎知識もあればなお良い.


【成績評価】
レポート等．


【担当教員から一言】
現代の数論において保型Ｌ関数の理論は基礎事項の一つとも言え,
関連する事柄は非常に多い.講義中にはそういった関連した話題にも
いろいろ触れる予定なので,興味のわいた事柄については
自分で調べたり, 勉強したりして欲しい.