講義名 解析概論第二Advanced Calculus II
開講学期 4学期 単位数 2--0--0
担当 山ノ井 克俊 准教授 :緑が丘3号館4階404B号室(内線3386)



【講義の目的】
前期に引き続き、多変数の解析学の基礎を解説する。
特に多変数関数の積分について解説する。

【講義計画】
1. ユークリッド空間上のリーマン積分
 1-1) リーマン可積分性
 1-2) ジョルダン可測性
 1-3) フビニの定理
 1-4) 積分の変数変換
 1-5) 極限定理
 1-6)  その他

2. 多様体上の積分 I
 2-1) 密度と積分
 2-2) ユークリッド密度と例
 2-3) ガウスの発散定理とその応用

3. 多様体上の積分 II
 3-1) ベクトル場と微分形式
 3-2) 多様体上の微分形式の積分
 3-3) ストークスの定理とその応用

【教科書・参考書等】
参考書:
 スピヴァック: 多変数の解析学 東京図書(斉藤正彦訳)
 小林 昭七: 続 微分積分読本―多変数 裳華房
 杉浦光夫: 解析入門 II 東大出版会 
 W. Rudin: Principles of Mathematical Analysis, McGraw-Hill
 J. Jost: Post Modern Analysis, Springer

【関連科目・履修の条件等】
解析概論第一を履修していることを前提とする。

【成績評価】
レポート(あるいは中間試験)と期末試験による総合評価。

【担当教員から一言】
わからないところは質問すること。時間をかけてよく勉強して下さい。