講義名 幾何学特論第三(Special Lectures on Geometry V)
開講学期 7学期 単位数 2--0--0
担当 二木 昭人 教授:本館2階229号室(内線2201)
【講義の目的】
接続の理論について解説する。リーマン幾何,ケーラー幾何について説明した後,
更に特性類の理論(Chern-Weil 理論)について解説する。
【講義計画】
1.ベクトル束の接続
2.リーマン計量から定まるレビ・チビタ接続と曲面論
3.正則ベクトル束のユニタリ接続
4.ケーラー多様体の接続
5.平行移動と主束の接続
6.特性類(Chern-Weil理論)
【教科書・参考書等】
小林昭七:接続の微分幾何とゲージ理論,裳華房
(二木昭人:微分幾何講義,サイエンス社,でもよい)
【関連科目・履修の条件等】
3年次の幾何学第一,第二を履修していること。
【成績評価】
レポートによる。
【担当教員から一言】
複素微分幾何へのイントロダクションを目的とする。