講義名 解析学特論第四(Special Lectures on Analysis IV)
開講学期 後学期 単位数 2--0--0
担当 村井 隆文 教授:本館3階310号室(内線2207)


【講義の目的】
H^p空間論と特異積分論に関連する基本的事項を講義する。

【講義計画】
以下のような内容で講義をする予定である。
1.特異集合論
2.関数論に関連する理論
3.H^p空間論
4.主値積分論

【教科書・参考書等】
講義はできるだけ self-contained であるように心がけるので
教科書,参考書は講義の聴講のためには必要ない。
しかし、より深く理解するための情報として、講義中に適宜、参考文献を挙げる。

Topic 4は次の文献に基づいて講義される。

A real variable method for the Cauchy Transform, and analytic 
capacity. T.Murai. lecture note in Mathematics 1307.

【関連科目・履修の条件等】
必要な予備知識: ルベーグ積分論、関数論

【成績評価】
レポート。講義修了後(2月)。締め切り日等の詳細は1月初旬に掲示される。

【担当教員から一言】
積分論と関数論の専門的理解に有用な講義と思う。