講義名 代数学概論第一(Introduction to Algebra I)
開講学期 3学期 単位数 2--0--0
担当 藤田 隆夫 教授:本館2階233号室(内線2202)
【講義の目的】
代数学の基礎事項について説明する。主に群を扱う。
【講義計画】
群の定義から始まり、部分群、正規部分群、剰余群、準同型写像、
同型写像、準同型定理、群の作用などについて解説する。
【教科書・参考書等】
特に指定はしない。講義中にどのような文献があるかは紹介する予定。
【関連科目・履修の条件等】
代数学概論第二へと続く。さらに、代数学第一、第二で扱われる
ガロア理論において重要な役割を果たす。
【成績評価】
中間試験・期末試験等により評価する。
【担当教員から一言】
群は数学の基礎をなす概念で、代数学だけでなく、幾何学の基本群等
いたるところに登場します。また、物理学や化学の分野等でも、対称性の
表れとして幅広く活用されます。ぜひ、群に親しんでください。