講義名 関数解析学特論第一(Functional Analysis I)
開講学期 前学期 単位数 2--0--0
担当 川中子 正 准教授:本館3階311号室
【講義の目的・計画】
関数解析学の一つの特徴は、他の分野に幅広い応用を持つことである。
この授業では、代数系の表現論とその物理学への応用について関数解析
的な観点
から解説する。
○ 群のヒルベルト空間表現とその応用
○ リー代数のヒルベルト空間表現とその応用
【教科書・参考書等】
参考書、関連論文等は授業中に紹介する予定である。
【関連科目・履修の条件等】
学部で標準的に学習すべき関数解析の知識は前提とする。自己共役作用素の
スペクトル分解は既知として話を進める予定である。
【成績評価】
レポートなどによる。
【担当教官から一言】
関数解析的手法がどのように応用されるかを知ることにより、
関数解析学に対する理解を深めていただきたい。