講義名 解析概論第二Advanced Calculus II
開講学期 4学期 単位数 2--0--0
担当 磯部 健志 准教授:本館3階334C号室(内線3392)



【講義の目的】
はじめにユークリッド空間上でのリーマンの意味での積分論を厳密に展開する。
それをもとに多様体上の積分を論ずる。

【講義計画】
1.
リーマン積分論
1-1)
リーマン可積分性
1-2)
ジョルダン可測性
1-3)
フビニの定理
1-4)
積分の変数変換
1-5)
その他

2.
多様体入門

3.
多様体上の積分 I
3-1)
密度と積分
3-2)
ユークリッド密度と例
3-3)
その他

4.
多様体上の積分 II
4-1)
ベクトル場と微分形式
4-2)
鎖体上の微分形式の積分
4-3)
ストークスの定理
4-4)
古典的諸定理

【教科書・参考書等】
教科書:スピヴァック 多変数の解析学 東京図書(斉藤正彦訳)
参考書:小林 昭七 続 微分積分読本―多変数 裳華房
W. Rudin: Principles of Mathematical Analysis, McGraw-Hill
J. Jost: Post Modern Analysis, Springer

【関連科目・履修の条件等】
解析概論第一を履修していることを前提とする。

【成績評価】
レポート(あるいは中間試験)と期末試験による総合評価。

【担当教官から一言】
わからないところは質問すること。時間をかけてよく勉強して下さい。