講義名 幾何学演習 A(Exercises in Geometry A)
開講学期 4学期 単位数 0--2--0
担当 二木昭人 教授 ・ 服部俊昭 准教授 ・ 河井真吾 助教
【講義の目的】
集合と位相第二および幾何学概論の講義に関連した問題演習を行い,講義の理
解を深めることを目的とする.
【講義計画】
今学期は,実質的には集合と位相第二の講義に関連した問題演習を行う.毎回
まずは各自で問題に取り組んでもらい,その後に担当者による解説を加えなが
ら授業を行う.また,必要に応じてレポート課題を提出してもらう.
【教科書・参考書等】
内田伏一著:集合と位相(裳華房)
【関連科目・履修の条件等】
集合と位相第二を履修していることを前提とする.
【成績評価】
授業中に提出された答案・レポート課題等の評点による.
【担当教官から一言】
位相空間論は,初めて学ぶ際にはやや抽象度が高いという点で難しい面がある
一方で,形式的な論理展開に慣れてしまえば実質的な内容はそれほど複雑なも
のではありません.前学期にユークリッド空間や距離空間に対して考察した,
開集合・閉集合,収束・発散,写像の連続性といった概念がどのように抽象化
されていくかに注意するとよいでしょう.