講義名 解析概論第一 bAdvanced Calculus I b
開講学期 3学期 単位数 2--0--0
担当 鷲見 直哉 准教授:本館2階11号室(内線2213)


【講義の目的】
 多変数関数の微分積分、様々な微分作用素、ベクトル解析等、
 理工学の様々な分野において使われる解析学の基礎的手法を
 習得することを目的とする。

【講義計画】
 1. 多変数関数の微分法
 (a) 偏微分、全微分、方向微分
 (b) 合成関数の偏微分 (連鎖律)、高階偏微分
 (c) ベクトル場;勾配、発散、回転
 (d) 逆関数定理と陰関数定理
 (e) 多変数関数の極大・極小問題、ラグランジュの未定乗数法
 2. 多変数関数の積分法
 (a) 二重積分、三重積分
 (b) 線積分、面積分
 (c) ガウスの発散定理、グリーンの定理、ストークスの定理


【教科書・参考書等】
 「解析概論」 高木貞治著(岩波書店)
 「解析入門」 小平邦彦著(岩波書店)
 「微分積分講義」 三町勝久著(日本評論社)
 「理解から応用へ 大学での微分積分」 藤田宏著(岩波書店)


【関連科目・履修の条件等】
 1年次の微分積分学、線形代数を履修していることを前提とします。
 それらの内容を必要に応じて復習して下さい。


【成績評価】
 中間試験(またはレポート)と期末試験により総合的に評価します。

【担当教官から一言】
 特になし。